草思社は、文芸社の子会社になります

 惜しまれつつも1月に民事再生法適用申請をした草思社ですが、なんと文芸社の100%子会社になるようです。

【続報】草思社民事再生

約10社のスポンサー候補のなかから、4月16日に文芸社と正式に契約。文芸社が資本金3600万円を草思社に出資し、100%子会社とする。草思社の社名はそのまま残る。同社とは早い段階から交渉に入っており、3月末には基本合意していたという。木谷東男社長は「草思社の名前が残り、出版の独自性も尊重してもらい、既刊書すべてを従来通り販売できる、といった条件が合意に至った理由」と説明した。

新文化 出版業界紙

 日本文芸社ではなく文芸社です。
 「よかったねー」と素直に喜べないのは何でだろうか。他の会社を支援する余裕があるってのが凄い。儲かってるんだなぁきっと。新風社の事業をゲットしたので、共同出版独占ですもんね。