変態でエロでバカで誇り高き者達の物語「ベン・トー2」
ベン・トー 2 ザンギ弁当295円 (スーパーダッシュ文庫)
- 作者: アサウラ,柴乃櫂人
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: 文庫
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1巻感想→『ベン・トー』 - 60坪書店日記
導入
自らの信念や誇りをかけてスーパーの半額弁当を奪い合う<<狼>>。1巻でそんな<<狼>>に成長した佐藤洋は、今も半額弁当の奪い合いを続けていた。
そんな佐藤のもとに、「湖の麗人」の二つ名を持つ<<狼>>である同い年の従姉・あやめがやってきた。これが、多くの<<狼>>達を巻き込む壮大な半額弁当争いの始まりであった― というお話
感想
相変わらず<<狼>>達がかっこよすぎる。誇りや信念を持っている人たちがこれほど魅力的だとは思わなかった。「半額弁当の奪い合いがかっこいいわけが無い」と思っている人は読めばいいと思う。本当にかっこいいから。
自分の信念を貫く為に、半額弁当を奪い合う。自分が誇り高き<<狼>>である事を証明する為に、半額弁当を奪い合う。半額弁当を奪い合いを通じて、失った誇りを取り戻す。半額弁当奪い合いのシーン全てが見所と言ってもいい
そしてこの見所を、日常シーンの「バカ」「エロ」「変態」がさらに際立たせている。まさかラノベにオプーナが出てくるとは思わなかったwww ナニがビンビンな話とか出すなよwww
バカ→誇り高き奪い合い→エロ→誇り高き奪い合い→変態→誇り高き奪い合い という物語の乱高下に惹かれ一気に読んでしまった。3巻マダー