恋空盗作疑惑号を買ってみた。
週刊文春の中吊り広告に「恋空盗作」の文字を発見し、wktkが止まらず、電車を降りたキオスクで購入。
で、パクリなの?
パクリ元とされているのは『さよならの向こう側 上』。文春によると「全体のプロットだけでなく細かい場面でも類似店が続出」だとか。
2作品を読み比べた著作権法に詳しい弁護士*1によると
- 確かに似てるところはある。でも相当な相違点もある。
- 著作権侵害を考える上では「創作的な表現」の点で似てるのか、「定石的な表現」や「アイディア」の点で似ているに過ぎないのかがポイント
パクリなの?と気になる人は、この記事の中に『さよならの向こう側』と『恋空』の類似点10項目が掲載されているので、「ありふれていない表現」で似ているのか「ありふれた表現」で似ているのかを確認してはいかがでしょうか。文春を買ってくれると、世の書店が喜びますので、よろしくお願いいたします。
法律的にどうなのかはわかりませんが、個人的には「ありふれた表現」で似ているのかなと思います。「この2作品以外でもよく見かける表現だよなぁ…」という感じです。
見所その2
この記事のもう一つの見所は作者美嘉に関する部分
- 出版社の担当でさえ美嘉と会った人はほとんどいない
- 取材にも魔法のiらんどが美嘉を同席させない
- 印税は美嘉ではなく魔法のiらんどに振り込まれているらしい
- トラブルが発生した場合は、美嘉の代理人である魔法のiらんどが担当する
これはキバヤシの予言が微妙に的中した予感!
ΩΩΩナンダッテー
全ては、ケータイ小説サイト界における圧倒的な地位と新たな収益源を求めていた魔法のiらんどによる陰謀だったんだよ!!!!ケータイ小説は、魔法のiらんどによって作られた偽りのブームだったんだよ!!!
よって人類は滅亡する!!!
MMRのコミックどこにしまったかなぁ。
*1:わざわざお疲れ様です