魔法のiらんど文庫の陳列を考えてみる。

ブクマコメより

 2007年10月24日 hanemimi 出版, ケータイ小説, 要確認 魔法のiらんど文庫。配本があったとして、どこに置くか?

というわけで、ゼロ配本の本をどこに置くか考えることにしますwww orz

悪い例

ハヤカワ文庫JAと徳間デュアル文庫の間に並べるのはナシだと思うんですが>渋谷の某書店さん

http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20071024/p3

 店の状況を知らないのですが、さすがにこれはナシだと思います。せめてコバルトやビーンズなどのラノベ女組ゾーンだろ…。

どこに置くか

 私には二つの思い込みがあります。

  1. ケータイ小説を買う人は単行本コーナーに来ない」
  2. 「単行本コーナーに来る人は、ケータイ小説など読まない」

 で、この思い込みに基づいて、当店ではケータイ小説を、「ティーンズ誌*1のコーナーの上にある棚」と「入り口そばの平台」に置いています。単行本コーナーに来ないのだから、本を彼女達の生息地域に持っていってやればいいだろうと。
 今までこんな陳列でやってきたので、当店に来る女子女子中高生は「ケータイ小説ティーンズ誌の所にある」と思っているでしょう。だから魔法のiらんど文庫もここに置きます。*2これは、ケータイ小説コーナーがティーンズ誌コーナーとセットになっている当店だから出来る陳列です。

彼女達のいる場所へ

 魔法のiらんど文庫の陳列で重要なことは「彼女達*3は店のどこにいるか」だと思います。陳列場所が彼女達の生息地に近ければ近いほど売上げは増えるんじゃないかなと。むしろ、『自然と』彼女達の目に入る場所に置かないと全く売れないのではないか。女子中高生の雰囲気が全くしないハヤカワ文庫JA徳間デュアル文庫の間に置かれた魔法のiらんど文庫はきっと売れないと思います。しっかり売るんで、うちに下さい。
 ケータイ小説は今までの本とは何もかもが違うのだから、陳列も今までとは違った方法でも良いと思うのです。むしろ今までの本と違うのだから、今まで通りの陳列ではダメかもしれないですよ。

妄想の妄想

 もし私が大型書店で「魔法のiらんど文庫の陳列決めて良いよ」と言われたら、雑誌担当に頭を下げに行きます。「ティーンズ雑誌と併売させてください。既刊もここに置かして下さい」と。店が大きければ大きいほど本を探すのはどんどんめんどくさくなるのだから、ターゲットのお客様が勝手に来てくれる雑誌コーナーにおいてしまったほうがみんな*4のためだと思う。
 まぁどれだけ妄想を重ねても、当店はゼロ配本なわけですけどねorzちくしょー。

*1:Seventeenやらラブベリーやらpopteenやら

*2:単行本を返品して

*3:ケータイ小説の読者

*4:書店・彼女達・ケータイ小説など見たくないお客さん