調整されすぎワロタ

半分以下になった

 やっと入った『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)』4冊が瞬殺だったので、BONで7冊注文した。あまり返品はしたくないので、いつも「これなら売り切れるか?ちょっとあまるかなー」という数を注文している。7冊はかなり強気の数です。一回の注文では過去最高。
 そうしたらなんと、3冊しか出庫されなかったwww調整出庫恐るべし。とりあえず着荷を心待ちにする。早く来て。

正直者はバカを見る

 発注する度に、「もしかしたら他の書店は、調整される事を織り込み済みで、偽装客注や過大注文を使って、真に欲しい数を持って行ってるのか?」「他の書店は、どーせ返品できるんだから、需要以上に大量発注w大量発注wとかなのか?」などと考えてしまう。
 そして、正直に欲しい数を注文している私がバカのように思えてくる…。私も20冊とか注文すればいいんじゃないのかと。どーせ減数されるんだし、万が一満数入ってきて売れ残っても、返品すればいいわけだし。
 「売れ行きを見ながらちょっとずつ注文数を増やしていく方法をやめて、最初の段階でどかーんと発注して、あまったら返品する方法の方がいいのかなぁ」と思いつつ、結局追加で注文したのは減数された分の4冊だけ。きっとこれも減数される。おそらく出庫数は1か2になる事は分かっている。でも、返品することを基本として発注するなんて、なんかおかしい。

どちらが優秀なのか

 でも今の書店では、あるベストセラーを確保する為に、減数される事を見越した上で大量発注かけるAと、正直に欲しい数を注文するBでは、Aの方が優秀なわけでしょ?在庫になるかもしれないリスクなんて考える方がバカなんでしょ?
 そろそろ私もおかしいと思うことをやめて、ベストセラーを確保する『正しい』方法*1に手を染めるべきか。減数を見越した上での大量発注は当たり前のテクニックとして割り切るべきか。そうしないと欲しい数の商品が来ないのだから。何かおかしいなぁと思いつつ、業界がそう回っているのだから、それに適応していくか。

*1:何も考えず1冊でも多く注文をかけて商品を勝ち取る