全国1000万人の琴吹ななせファン必読の1冊「”文学少女”と神に臨む作家」
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/04/28
- メディア: 文庫
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感想
長かった…8ヶ月も待ったのだ。「文学少女のヒロインはななせだよ」派の私は、ななせの出番が来るのを8ヶ月も待ったのだ!4ヶ月前に出た「“文学少女”と月花を孕く水妖」で、ななせの出番が皆無なのに愕然としたのが懐かしい…
心葉GJ!よくぞ琴吹さんを選んでくれた!
7巻は二人で一緒に帰シーンで始まります。スタートから「ななせかわいいよななせ」です。8ヶ月も待たされると、素直になれないななせがこんなにも可愛く見えるのか…
残念なのは、付き合う事になった経緯等々がごっそり抜け落ちている事です。物語本編がどんどんシリアスになっていく中で、琴吹さんの恋模様を詳細に描ける雰囲気ではなかったのかもしれません。できれば番外編などで補完していただけるとありがたいです。どっちから告白したのか、ななせの反応等々気になる事ばかりです。こここそが、文学少女最大の「ななせかわいいよななせ」ポイントになる事は間違いありません。
他にも、心葉の家にお邪魔するシーンや、自分の家に心葉を招待するシーンなど琴吹さんが登場するシーンが数多くあります。大満足。
さて、下巻はいつでるのだろうか。非常に楽しみです。ですが、下巻の内容が「最後の流人の台詞が現実になる」「心葉が琴吹さんを捨てて遠子先輩を選んぶ」のいずれかを満たしていた場合*1、文学少女シリーズを全巻売り払う覚悟です。「文学少女のヒロインはななせだよ」派として。
我ながら、間違った読み方してるよなぁ…。
*1:特に前者!