大人の事情的な

 ゴマブックスから出版されたケータイ小説単行本『teddybear』が、メディアワークス魔法のiらんど文庫で発売されます。teddy bear (魔法のiらんど文庫)
 ゴマブックスが文庫レーベルを持っていないのなら、他社での文庫落ちは納得できる。ですが、ゴマブックスはゴマ文庫という文庫レーベルを持っている。しかも過去に、ゴマ文庫で自社のケータイ小説『クロスロード』を文庫落ちさせた事もある。
 にも関わらず今回は魔法のiらんど文庫で文庫落ち。きっとコンテンツホルダーぱわーで「文庫落ち魔法のiらんど文庫!」という事にしたのだろう。やっぱりやるなら自社ブランドだよね!みたいな。魔法のiらんどは自社作家のマネージメントもしているはずだから、やりたい放題できそう。
 これまでは書籍化のノウハウがなかったので他の出版社と協力していたが、自社ブランドを持った今は優良なコンテンツをみすみす他社に渡すようなマネを避けたいという事だろうか。いやーきな臭いきな臭い。