ソフトバンクの挑戦もしくは迷走
ソフトバンク新書が「ブーム解説新書」を出し始めた。12月には『テレビ霊能力者を斬る』『なぜ大人がDSにはまるのか』が発売、さらに2月には『なぜケータイ小説は売れるのか』が発売される。サブプライムやワーキングプア、政局のような「今起きている事を解説します」新書はあったが、ブームばかりというのは珍しいような気がする。
ソフトバンク新書は、これまでにも「3時間でマスター!新TOEICテスト」シリーズを10月から4ヶ月連続刊行していたりと、ライトな教養路線から外れた新書を出してきた。一体どこに行くつもりなのだろうか。
まぁ「どこに行くつもりなのか」は、新書全体に言える事だから仕方ない。「新書って何?」と聞かれても「判型が新書版の本だよ」としか答えられない位なんでもありだし。