三国志化するケータイ小説
3強の時代に?
オリコンとゴマブックス、携帯コンテンツ開発のサクセスネットワークスの3社は、ユーザーがオリジナル小説を投稿したり、人気のケータイ小説作家の作品が読める無料の携帯電話向けサイト「おりおん☆」を12月1日に開設する。
「ケータイ小説をもっとメジャーに」――オリコンなどが投稿サイト - ITmedia NEWS
また新たなケータイ小説サイトが出来る模様。自社でコンテンツを持ちたい出版社、必死だな。
おそらくケータイ小説3強の時代に突入するだろう。圧倒的な強さで様々な出版社と組む『魔法のiらんど』、スターツ出版の『野いちご』、そしてゴマブックスの『おりおん☆』である。他にも何種類かケータイ小説サイトはあるみたいなのだが、知らない作家ばかり。果たしてどこが勝つのやら。iらんどっぽいけども。
移籍するケータイ小説家
個人的にすげー売れたなぁと思うケータイ小説家はchaco、凛、美嘉、メイの4人。で、ケータイ小説サイトが三国志化した過程で移籍が行われた。
- chaco(代表作『天使がくれたもの』):魔法のiらんど→野いちご
- 凛(代表作『もしも君が』):魔法のiらんど→おりおん☆
- 美嘉(代表作『恋空』):魔法のiらんど
- メイ(代表作『赤い糸』):魔法のiらんど→おりおん☆
おりおん☆はスーパーケータイ小説作家を2名獲得する事に成功したわけです。おそらく元々彼女達がゴマから本を出していたということもあるのだろう。新規立ち上げとしてはかなり好調な滑り出しだと思う。
…なんで野いちごは美嘉を引っ張っていかなかったのだろうか。恋空シリーズはスターツなのに。iらんどとスターツの間で熾烈な争いがあったのだろうか。
おりおん☆さん。オリコンパワーでメディアミックスしまくって、売れる本を作ってください。宜しくお願いします。