るるぶとか雑誌全般の陳列
よくある陳列
沢山の雑誌が出ている一方で、その商品を置く棚には限りがある。その限界は店が小さければ小さいほどすぐ来る。当店は棚君が「もう入らないよー」と悲鳴を上げまくりです。それでも、商品を置かないと機会損失なので、うろこ陳列*1をしてやりくりしています。特に、メンズ、車、TV・映画、パソコン、パズルのコーナーは常にうろこ陳列です。
見づらい陳列
この陳列法は、見づらいし取りづらいし、何より美しくない。店員の私はすっかり慣れたが、お客様からするとただ探しにくいだけなのではないだろうか。いっそのこと、発売2週間くらい過ぎたものやマイナーなものは、面陳を止めて棚差にするか返品した方が売上げ増えるんじゃないだろうか。
- お客さんA「東洋経済はメジャーだから、面陳されてる」
- お客さんB「私の探している株式にっぽんはマイナーだから、側の棚に刺さってる」
みたいな感じで、売り場がきれいでかつ欲しい本を探しやすいきれいな売り場が出来そうだが…
そもそも、見づらい陳列は陳列ではないと思う。陳列とは「お客様に対する何らかの意思」が働いている置き方であり、うろこ陳列にはその意思が感じられない。これからは、うろこ置きと呼ぼう。
こんな時代だからこそ
どーせ品揃えは大型書店に勝てないのだ。なら少しでもお客様の為になるだろう「美しい売り場」を作ることに専念するというのもありなんじゃないか。全ての雑誌は、入荷数と返品数を調べれば、売れ筋とまぁ売れるもの、全く売れていないものを分類することができる。2、3ヶ月データと取れば、返品のタイミングを読むこともできるはず。これらをやれば、うろこ陳列をしなくても済むようになるはずである。
うちの店はここらへんを全くやってない。データとか調べちゃいない。ちょっと上に話してみるか。
*1:半分重ねて半分重ねてみたいな陳列法