らいとのべるはしゅーりょーしたです?

 ダヴィンチ 2008/04月号特集『ライトノベルは終わったのか?』を読んだ。
 「終わったのか?」というキャッチコピーはぶっ飛んでいるが、特集の中身自体は「成熟期を迎えたライトノベルは多様な展開を見せているよー」という感じ。「終わりでも始まりでもない。変化だ」みたいな。「終わったのか?」→「ええ終わってます」という展開はありえないか。

memo

  • あとは賞を与える側の感度。あっち側の問題。
  • ラノベがなくなるのか、世界がラノベ化するのか
  • ファンタジーセカイ系→萌え→複合萌え*1という流行
  • ライトノベルは、ジャンルではなくあらゆる物語を受け入れる「るつぼ」
  • さまざまなエンターテイメント*2を取り込んで成長するライトノベル
  • 取り込み成長する過程としての『越境』。ラノベを卒業して1から一般文芸で再スタートするのではなく*3ラノベにいながら一般文芸へ。

見所

野村美月インタビュー

 シリーズ完結したらどーするという問いに、「もっとキャラクター同士がいちゃいちゃするようなほのぼのコメディーが書きたい」と答えていたのにwktkした。
 野村先生、本編完結したら番外編・外伝で是非ななせを!文学少女の真のヒロイン琴吹ななせを!6巻は300ページでしか出番がなかったので*4、番外編に期待するしかない。

バカテス。次代を作るニューカマーにノミネート

 特集の最後に、各レーベルの編集長がオススメと次の一手を紹介するコーナーがある。その中でファミ通文庫の編集長がバカテスを紹介していた。やりました!姫路さんがダ・ヴィンチの紙面を飾りましたwww
 
人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)“文学少女”と月花を孕く水妖 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

*1:萌え+他ジャンル

*2:ジャンル、媒体

*3:桐野夏生角田光代etc

*4:しかも名前だけ…仕方ないが