ファミ通文庫を入れてみよう&無知な私の巻

夏フェアをやろう

 上の人が、エンターブレインの営業の人にもらったらしい「エンターブレイン夏休みフェアセット応募用紙」をくれた。文学少女、狂乱家族、モンスターハンター学校の怪談等々各一冊ずつ計30冊のセット。三ヶ月延勘。6/17必着の7月中旬発送。
 「ファミ通文庫あるけど、やる?」と言われ「はい」と即答。内心では「文学少女だけでいいんじゃないか?」「延勘って返品できるんだっけか?売り切る自信ないけど…原則買切じゃなかったけ?」と思いつつ。
 30冊のスペースは、アニメが終わる風のスティグマポリフォニカを返品して一冊ずつにすれば、なんとかなるだろう。

今だに業界用語を理解していない私

 今日初めて、延勘を「のべかん」と読むのだと知ったorz
 成美堂を「せいびどう」と読むのだと知ったときも、ショックだったわorz
 延勘がどんな制度なのかもしっかり理解できていない。支払いが延びるのは分かるが、それ以外はいまいち…。
 基本接客+レジ要員で商品管理にタッチしていないので、制度を詳しく知らない。出版流通の基本的な部分はしっかり理解しているつもりだが、細かい所は超やばい。しっかり学ぼうと思っているのだが、学んだことと現実が違いすぎで、理解までたどり着かない。

何が原則で、何が例外なのかが理解できていない私

 もうね、「店にある全ての商品は、雑誌、客注と岩波、常備と長期委託を除いて、全ていつでも返品可能」という理解でいいのかな…。

  • スリップ流すorNOCSでの補充注文の商品、偽客注の商品、かなり前に発売された商品を返品*1
  • 雑誌の返品期限はすごく気にする。棚の下から出てきた半年前の雑誌に絶望。
  • 書籍の入荷日を必死に気にしている様子は無い。

 こんな当店の現状を見ていると、この結論に達するのだが…。この結論が正しいなら、制度の原則をしっかり覚えるよりも、何がフリー入帳かを知った方が早そうだ。
 どの商品もフリー入帳で、いつでも返品出来るのが当たり前なのなら、書店のマージンが少ないのも納得。この現状で「書店のマージンを増やせ」と言っても、ワガママじゃないかな。

*1:逆送されてる雰囲気なし