千代田線の抱える冷房的欠陥

 私は通勤で千代田線を使っています。本エントリーはその千代田線への文句です。

暑さと満員電車。

 ここ最近急激に暑くなってきました。満員電車の生き地獄っぷりも拍車がかかっています。乗っている人としては、冷房を全開にして少しでも快適な車内を作り出して欲しい所です。
 しかし千代田線は、こんな乗客の切実な願いを無視して、車内に生き地獄を作り出しています。

千代田線の生き地獄

 千代田線の生き地獄とは、下図*1の斜線部です。この一角は、あの蒸し暑い満員電車の中で、ほっとんど冷房が当たらないゾーンなのです。全く涼しくありません。汗だらだら。
 
 この一角が生き地獄と化す理由は2つあります。

理由1:この一角の上に冷房装置がない

 満員電車で何よりも涼しいのは、直接冷風が当たる事です。しかしこの一角は、上に冷蔵装置がないので直接冷風が来ません。冷房装置が車両全体を冷やす事を期待出来ない満員電車状況において、直射冷風が来ない事は死と同義です。

理由2:中吊り広告が冷風をブロックする

 通常であれば、真上に冷房装置がなくても、横から冷風が吹いてくることでしょう。ですが千代田線は、冷房装置の端についている中吊り広告が壁の役割を果たし、横の冷房装置から冷風が入ってくるのを防いでしまうのです。横の冷房装置の冷風が生き地獄ゾーンに流れてくる事はほとんどありません。
 つまり「直接冷風が当たらない&横からも冷風が吹いてこない」というダブルパンチによって、上図の斜線部は生き地獄と化しているのです。
 というわけで東京メトロさん、早急に何とかしてください。生き地獄の上部にも冷房をつけるか、車両新しくしましょう!切実

*1:車両の半分くらい