読書感想共通タグを作ろう。
主観は集合できていない
相手のエントリーの主題とは少し離れたところが気になってしまった。どれだけ離れているか言うと、相手の記事を引用するかどうか以前の問題。
究極の感想サイトの作り方 - 雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜
ネットワークがもたらす感想や評価は、主観の集合であるため、より客観的であり、その精度や完成度も高いのではないか、そう考えていました。
この考え方は賛同できる。そして、主観の集合は、集合すればするほど価値があがると思う。1人より2人、5人より10人の主観の集合を見たほうが、その本がどういう本なのかをより詳しく理解することができるだろう。
だが、今のWebはその主観がうまく集合できていない。一つの集合体としてAmazonがあるが不十分であろう。Amazon以外にも書評が載っている個人ブログや、Webサービスはたくさんある。Amazonには書評がないが、個人ブログには山のようにあることも珍しくない。
価値ある主観の集合を作るなら、Amazonだけでなくこうした個人ブログもくまなく集めていかないといけない。だが、これらの個人ブログは互いの繋がりが薄く、また相当検索しないと引っかからないこともある。
Googleにやらせる
一時期は、「書評総合サイトを立ち上げて、みんなで感想を書き合おうよ」と思った時期もあったが、それはほぼ確実に成功しない。第2のAmazonを立ち上げても仕方ない。自分のサイトの更新以外の作業を求めても、誰も賛同してくれない。めんどくさいから。
だからさ、読書が好きなみんな。みんなで同じタグを使おうよ。Googleの検索結果を書評総合サイトにすればいい。
Web上で感想や書評を書くときは、タイトルや文中に「読書+」*1という文字を入れるようにしよう。そうすれば、「書名 "読書+"」で検索した時に、検索結果には指定した書名の感想や書評しか出てこなくなるはず。サイトを越えた主観の集合が検索結果に現れる。後は上から順に読んでいけばOK。
みんながわずか3文字余計にタイピングするだけで、Googleは壮大な読書感想ポータルに変化する。*2
マジでやらない?